担当技術要素やプロジェクト規模が重要ポイント
IT技術が社会に浸透し、日々高度化していく中で、ネットワークエンジニアは常に新たな技術やサービスを生み出していかなければならない職種であり、需要が高まっています。 人事は、あなたが携わった機器・製品(ルータやスイッチ・サーバなど)の知識やネットワークの規模等を通じて希望にマッチした人材かどうかを確認します。
設計~構築~運用・監視という一連の流れの中で、あなたが今までどの領域を担当していたかを明確にしましょう。職務経歴書に具体的な使用機器の製品名やネットワークの規模を表す数字(サーバ台数や拠点数等)を明記することは必須。 特にニーズの高いLAN/WANやWeb系システム等の設計構築経験があれば、しっかりアピールしましょう。
若手であれば、希望している求人希望していると今までの経験にギャップがある方もいることでしょう。その希望と経験とのギャップを埋めるために効果的なのが、CCNP等に代表されるベンダー資格です。あなたが常に新たな技術に挑戦しているというアピールにもなりますし、志すキャリアの方向性も明確になります。取得年月も含め記載することをお勧めします。
以上のアドバイスを踏まえた職務経歴書がどのように改善されるのか、アドバイス前と後のサンプルを比較してみましょう。
アドバイス前の職務経歴書
技術者として取組んだ内容が伝わらず、即戦力として活躍していただけるか判断しづらいくなってしまっています。
1 プロジェクトにおける開発環境・技術要素・担当フェーズが明確でない。
2 プロジェクトの期間・メンバー数がなく規模が分からない。
3 テクノロジー以外のソフトスキルが明記されていない。
アドバイス後の職務経歴書
プロジェクトの規模が分かり、その中でどのうように活動してきたか理解でき、企業側も判断し易くなりました。
1 プロジェクトにおける開発環境・技術要素・担当フェーズが明確です。
2 プロジェクトの期間・メンバー数があり規模が明確です。
3 テクノロジー以外のソフトスキルも明確です。