IT業界での転職方法は主に2つに分かれます。
エージェントを使うか、企業に直接応募するかです。
それぞれの方法のメリット・デメリットと合わせてご紹介します。
1.IT業界での転職方法の種類
IT業界内で転職する場合の方法としては、大まかには以下2つの場合があります。
(1) エージェントを使って応募する場合
(2) 個人で直接企業に応募する場合
(1)のエージェントを使う場合、さらに2つの方法に分かれます。
1つ目の方法としては各エージェント企業のHPにアクセスして直接登録する方法です。
弊社リーベルであれば、リーベルのサイトに直接アクセスして「転職支援サービスに申し込む」ボタンから登録する形です。
2つ目の方法としては大手の転職サイトなどに登録し、スカウトサービスも申し込み、「エージェントから」来たスカウトに返信をする方法です。
基本的にはどちらの形でエージェントを使っても、その後の流れは同じです。
面談をしてキャリア相談を行い、企業の紹介を受け、応募したい企業があれば応募する、という流れです。
(2)の個人で直接企業に応募する場合についても、2つの方法に分かれます。
1つ目の方法としては応募したい各企業のHPにアクセスし、HPから直接応募する方法です。
2つ目の方法としては、大手転職サイトに登録した結果「企業から」来た直接のスカウトに返信をする方法です。
どちらの方法で応募をしても、その後の流れに大きな差はございません。
企業担当者と直接調整を行い、書類提出、通過すれば面接、という流れです。
では、(1)(2)それぞれどんなメリット、デメリットがあるのかを次に説明します。
2.エージェント経由で応募する場合のメリットとデメリット
エージェントを使う場合のメリットとしては以下が挙げられます。
2-1. キャリアの相談が出来る
2-2. 各企業の特徴や企業ごとの比較をしてもらえる
2-3. 各企業に受かるための対策を教えてもらえる
逆にデメリットとしては以下が挙げられます。
2-4. エージェントによっては企業ありきでたくさん応募させられてしまう
2-5. エージェントもたくさんいるため、その見極めに時間を取られてしまう
2-1.に関しては転職希望者それぞれのキャリアについて考えられるのがエージェントですし、一企業だけでなく、IT業界を熟知し数多くある企業それぞれの特徴を知っているのも我々エージェントです。
そのためHPに載っている情報だけでなくIT業界でどういう立場の企業でありどういう風土なのか、A社とB社の差は何なのか、など、各企業の特徴も知っています。
また、実際に応募する際には希望企業の選考プロセスなどはもちろん、過去事例などから書類・筆記試験・面接などの対策を伝授出来るのもエージェントを使うメリットでもあります。
ただ、2-4.2-5.の補足となりますが、エージェントによっては面談に行った途端に求人をたくさん出され「どこを受けますか?」と聞かれ半強制で受けさせられた、というような体験談も実際に候補者の方から伺ったこともあります。
エージェントも数多く存在します。
そもそもどのエージェントが良いのか、自身のキャリア相談に乗ってくれるのか、企業選定ならぬ「エージェント選定」に時間がかかってしまう、というのはエージェントを使う際のデメリットと言えるでしょう。
3.直接企業に応募する場合のメリットとデメリット
直接企業に応募する場合のメリットとしては以下が挙げられます。
3-1. 直接連絡を取れるため調整や選考も早く進む可能性がある
3-2. 若干、受かりやすい可能性もある
逆にデメリットとしては以下が挙げられます。
3-3. 日程調整や年収交渉なども自分で行うことになるため負荷が高い
3-4. 一人で戦うことになるため対策が分からない
3-2.に関して補足をすると、直接応募の場合エージェントを介していない分、入社となった場合に企業はエージェントにお金を支払う必要がありません。
ただ逆に、自身のやりたいことや希望ポジションではなく、工数として見られてしまい、ミスマッチに繋がる可能性も0ではないという点は注意が必要です。
4.まとめ
以上のことから、エージェントを使うのにお勧めの方は、キャリアに悩んでいるという方です。
そもそもどんなキャリアが自身にはあるのか客観的に知りたい、その上で進め方や受ける企業の対策なども知りたい、という方とも言えます。
逆に企業に直接応募した方が良い方は、既にキャリアの方向性が固まっており、業界や企業についても既に把握しており、受けたい企業も明確に決まっているという方です。
IT業界での転職をするにあたって、エージェントを使って転職をするのか、それとも直接個人で企業に応募するのか、自身の状況に合わせて選択頂ければと思います。
<ジャパ>