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コラム:転職の技術
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第645章
2014/04/04

エンジニアは変化に敏感であれ

13年前のこのコラムで、ダーウィンの進化論『種の起源』の一節を紹介致しました。

『最も強いものや、最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る』

IT業界のこの10年を見ても大きな変化がありました。携帯からスマホ、タブレット、モバイルゲーム、ソーシャル、そして今は『クラウド』『ビックデータ』という言葉が溢れています。これから10年後はまた新しい変化の10年になります。

技術の変化は当然そこで働く人材にも変化を与えます。大きな技術の流れと業界の変化に応じて、エンジニア自身も変化をしていかないと生き残りは難しくなります。

ITはあくまでも道具です。この道具はどんどん変わっていきます。あなたは5年後の自分の姿を描いて今を過ごしていますか。

10年前に@IT自分戦略研究所(現ITメディア)を立ち上げた藤村厚夫氏は次のように言っています。

『エンジニアには、イノベーションが来ていることを「察知し」「受け止め」「乗り越える」力を付けてもらいたい。むしろ「変化を先取りする」「変化を作り出す」側であってほしい。』(@IT自分戦略研究室より引用)

また、変化を乗り越え、変化を作りだすには大事なのは『方向感』と言っています。私もまさにこの方向感、技術や社会、会社の変化を感じ取る感知能力と自分が行くべき方向感を持っていることが今後生きていく力と思います。是非5年後の姿を描いて今を過ごして下さい。

5年後を予測して自分の姿を描いても2年後には変わっているかもしれません。
でもそれでいいのです。その時はまた軌道修正して新しい5年後を描けば良いのです。

<コンサルタント T.I>

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