転職希望者と面談をする際、その方のスキルや希望に応じて、紹介する企業は変わってきますが、基本的には今までの経験を活かせる企業となります。よって、今までのご経験次第で、応募できる企業、応募できない企業が決まってしまうということになります。
その時に応募できる企業が多いのか、少ないのかは、汎用的なスキルを持ち合わせているか、いないかによって大きく変わってくるのです。
汎用的なスキルとは何か。
例えば、エンジニアで言うと主流の言語(JavaやPHPなど)が挙げられます。
また年齢が上がると、技術だけではなく、業務知識も重要になってきますので、金融や製造、流通など、多くのSIerが扱っている業界も汎用性が高い業務知識となります。
では逆に汎用性がない、つぶしが効かないスキルと言うと、今はほとんど使われていない技術やかなり限定した業務知識となります。また競合が少ない独自のサービスを扱っている場合も汎用性が低くなってしまいます。
そのような話をしてビクッとしてしまう方もいると思いますが、今の会社に在籍している限りはその分野のスペシャリストとして活躍ができると思います。
しかし、一歩外に出た時には自分のスキルを求めてくれる企業が少ないのは寂しい話です。
では汎用性がない、つぶしが効かないスキルを持っている方は転職ができないかと言うと、そうでもありません。
先に述べた汎用性がある技術や業務知識を求めている企業は難しいかもしれませんが、それ以外のスキルを求めている企業であればチャンスはあるのです。
例えば、マネジメントスキルがそうです。マネジメントの規模は影響しますが、純粋にマネジメントスキルを求めている企業にとっては技術や業界は関係ない場合もあります。
その他には、若手であればポテンシャルが加味されますので、コミュニケーションスキルが高ければ十分に可能性はあります。
このように、自分の持っているスキルは汎用性があるのか、ないのか、ない場合には何を武器にすれば良いのかは、自分一人では分かりづらいものです。そんな時は是非、エージェントと話をして、自分の強み、武器を認識するのも良いと思います。
<セイヤ>