前々回では会社を選ぶか仕事を選ぶかをお話しました。今日はまた別の視点で会社選択のお話です。
個人には様々な個性があるように、会社にも様々な特徴、カルチャー、社風があります。大きな違いではでは、外資系、歴史ある国内大企業、ベンチャー企業、などに分けられます。単純に、外資系だからとか、ベンチャーだからと一概には言えませんが、それぞれに異なった社風や考え方があります。
すべての企業は経済活動であり、ボランティアではありません。究極的には利益を追求することには変わりません。良い悪いではなくその会社の成り立ち、会社の成長ステージによってその達成方法が異なるだけと考える必要があると思います。
では、そのように異なる企業を選択するときは、何を基準に考えればよいのでしょうか。それは、それぞれの人の生き方とあわせて選択すべきと考えます。人によって生き方も異なります。例えば野球の球団経営進出で話題になっている経営者のような生き方もありますし、40歳でリタイアして田舎で晴耕雨読の生き方もあります。その人の性格、人生観、価値観、によって何を幸せと感じるかは異なります。
しっかりと、自分の生き方を感じ取り、その方向と合った会社を選ぶのも非常に重要です。もちろん、そのときは20代、30代、40代で選択値は異なって良いと思います。長期的視点と、現時点で数年先を見据えての選択は異なります。個人にとって100%満足できる会社はありません。何を優先するかで、その会社に入って良かったか、悪かったかが決まります。このような視点も加えて会社選びをしましょう。
<コンサルタント TI>