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第1172章
2024/06/28

アウトプットの難しさと大切さ

英会話に通い始めて半年、英語を話してみたい!ということで、先月約7年ぶりに海外に行きました!7年ぶりの海外と言っても7年前の旅行先はハワイで、ほぼ100%日本語で乗り切ったので、英語を話してみたいと思って海外に行ったのは今回が初めてです。(ハワイで話した英語は多分「hello」「Thank you」くらい…。)ちなみに今回旅行に行ったのは、第二外国語で英語を話すフィリピンです。以前は、英会話に通い始めたことから新しく何かを始める楽しさについてコラムを書いたのですが、今回は海外で英語を使おうと思って感じたことを書いてみます。

アウトプットは難しい

英会話では日常フレーズを習っていたので、同じような場面で覚えていたフレーズを話すことができて伝わったのはとても嬉しかったです。また、単語の組み合わせに近い状態でも身振り手振りでどうにか伝わるという感覚を知れたのも収穫でした。笑
ただ、やっぱりその時に伝えたい事を適切な形でアウトプットをするのは難しいなぁと感じました。英会話ではテキストがあって決まったシチュエーションで話をするのが基本で、その上で類似の言い回しを学んだり、単語を別のものに変えてみるなどしているのですが、旅行で同じシチュエーションになるわけでは無いので、こういう場合はどう伝えたら良いんだろう?となって上手く伝えられないことが多かったです。
ちなみに、フィリピンの人は第二外国語でも流暢に英語を話していました。フィリピンには沢山の言語があるため、別の言語を話す人同士は自然と英語になるそうで、アウトプットの機会が多く英語力は上がっていくとガイドの方にお聞きしました。

面接のアウトプットも難しい

アウトプットが難しいなぁと感じるのは面接も同じです。メモで整理していても、実際に話してみたら上手くまとまっていなかったり、また、全て文章に起こして覚えようとする方もいらっしゃいますが、いざ面接で実践してみると不自然になってしまったりという事も多くあります。

面接でベストな話し方をするためには、やはり実際に口に出してアウトプットしてみることがオススメです。何度も口に出すことで回答が徐々に洗練されていきます。自分ひとりで話してみるのでもOKですし、もし可能であれば、ご家族や仲の良い友人などに聞いてもらってフィードバックをもらうのが良いです。特に、苦労した経験などエピソード系の回答については、分かりやすく且つ具体的に相手に伝わっているかを確認して、回答をより良くしていきましょう。
自分がどんな経験を積んできたかという土台となる経験はもちろん大切なのですが、それらの経験をどうアピールしてプラスに伝えていくかはアウトプットの練習次第で大きく変わり、それ次第で面接結果も変わります。

幸いな事に面接で聞かれることには限りがあります。面接でびっくりするような質問が来ることは稀で大体が王道の質問なので、1つ1つの想定質問に対してどう回答していくのか、事前にアウトプットして確かめた上で面接に臨みましょう。

筆者 古川 珠里
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