先日、アイティメディア社の@ITにて「ハイクラス転職で実績を残すコンサルタントが考える、大転職時代のキャリア作り」というタイトルのインタビュー記事(※)を掲載いただきました。
※https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2303/03/news004.html
ハイクラス転職サービス「doda X」の「HeadHunter of the Year 2022 by doda X」において、4500人のコンサルタントの中から、ハイクラス支援人数部門2位、IT・インターネット(広告・メディア)部門でもVPを受賞したことをきっかけに上記インタビューを掲載いただいたのですが、今の時代における転職エージェントの価値を振り返るための良いきっかけにもなり、貴重な機会をいただいたなと感謝しております。
また、今回は個人としての受賞でしたが、弊社リーベルとしての理念や価値が転職者に認められたと言える受賞だと私は思っており、数多くのエージェントが存在し、転職活動の方法も多様化している中で、弊社のような10名弱の転職エージェントにスポットを当てていただけたことを非常にありがたく感じています。
改めまして、この場を借りて、リーベルに関わってくださるすべての方に御礼申し上げます。
インタビューでは“大転職時代”をテーマに、転職エージェントとして、リーベルとして、提供すべき価値について考えてみました。
振り返ってみると、私がリーベルに入社した当初はダイレクトリクルーティングもまだそれほど活況ではなく、転職エージェントから企業に応募している方が圧倒的に多い状況でした。そうなると、面談や準備にも時間をかけ、複数の提案企業の中から自分に合った企業を何社か選んで受けること(もちろんリモート面接ではないので、現地訪問です)になるので、転職活動に割く時間も大きく、転職活動を始めるまでのハードルは今よりも高かったと言えるかもしれません。しかし中途採用の活発化や働き方の変化、数々の転職プラットフォームの出現に伴い、徐々にダイレクトリクルーティングの勢いが増してきて、現在では「転職する気はなかったけど、企業から連絡来たから話を聞いてみようかな」と気軽な気持ちで転職活動を始められるようになりました。転職したいという強い意志がなくても、誰もがいつでも気軽に転職できてしまう、まさに大転職時代とも言える状況です。
しかしこれだけダイレクトリクルーティングが増えてくると、転職エージェントに頼る必要はないのでは…?と思われる方もいるでしょう。実際に私も転職エージェントを使わずに転職をした人間なので、誰にとっても転職エージェントの存在が必須だとは言い切れない、という立場です。
ただ、選択肢が増えて、以前よりも自分の市場価値を主体的に考えながらキャリア形成できるようになった一方で、気軽に転職した結果、思っていた業務とは違った、転職に失敗してしまった、という方が増えているのも事実です。また、ダイレクトリクルーティングで転職活動を始めてみたけど、良い成果が出ない、とご相談に来る方もいます。さらに企業側としてもダイレクトリクルーティングに費やす労力に対してあまり成果が出ない、という悩みを持っていることもあります。
このような状況を打開するためには、ただの求人紹介屋さんではない転職エージェントとしての価値を発揮できるのではないかと思い、日々活動をしています。(詳しくはインタビュー記事をご覧いただけますと幸いです。)
以前に比べて、キャリアも働き方も多様化し、転職活動も多様化したからこそ生じる迷いもありますので、リーベルはこれまでもこれからも転職者ひとりひとりに寄り添った支援を続けてまいります。
今後ともリーベル一同、どうぞよろしくお願いいたします。