応募書類は、履歴書、職務経歴書、英文経歴書の3点が代表的なものになります。これらの応募書類は、書類選考という第一関門で最初に自分自身を企業にアピールするものです。当然、見る人は、自分のことを全く知らない状態で書類を見ます。その際には、内容はもちろんですが、書類全体の完成度から受ける印象が、実は、とても重要な判断材料になってきます。いくら、経験内容がすばらしいものであっても、書類として不完全な出来では、そこから推し量れるビジネススキルや、社会人としての成熟度、ひいては人間性までも疑問視されて、結果的にNGとなるケースが、実際にはとても多いのが現実です。
具体的にはどのような点に気をつければいいのか?下記のチェックリストを参考にしてください。
- 誤字、脱字はないか。(思い込みで間違った漢字を使用のケースが多い)
- 年月の間違いはないか。(見落としがちですが、採用側は案外ここをみます)
- フォント(字体)の種類、サイズは適当か。(ゴシック、明朝体が無難)
- 適切な言葉を使っているか。(ら抜き、「~の方」言葉、話し言葉は×。)
- 文法の誤り、矛盾はないか。(正しい日本語になっていますか?)
- 敬語の用法は合っているか。(敬語に自信のないときは、無理せず自然な丁寧語で。)
- 日付は古くないか。(最新の状況に常に更新し、提出する前1週間以内の日付で)
- ページをふっているか。(ドキュメントの基本です。)
- 使用しているソフトは汎用的なものか。(一般的なビジネスソフトが無難。)