エンジニア系では資格が採用条件になる事は少ないですが、取得していれば“なお可”という資格はやはりベンダー資格が多くなります。
そのトップ3は、
- オラクルマスター
シルバー、ゴールド、プラチナの3レベルがあるが、評価してもらうにはゴールド以上、できればプラチナが望ましい。 - シスコ
CCNA/CCDA、CCNP/CCDPがあるが、これもNP/DPの上級資格でないと評価は低い。 - マイクロソフト MCSE
この資格は社内情報システム部門のサポート担当に求められる場合が多い。
転職と資格の関係では、資格があるから転職ができると言う考え方は間違いです。企業側は、あくまでも仕事の実績を先に評価します。よって実務経験のない資格は、あまり転職には役に立たないと考えた方が良いでしょう。
では資格は全く役に立たないのでしょうか?そのような事はありません。実務経験があり、その上に資格をとっているという事は、経験をさらに補強する事になり、採用する企業側の評価も高くなります。
事務系では簿記や公認会計士の資格も条件に入る例が多くあります。いずれにしても、資格は実務を『補強』する点で有利と考えましょう。また『補強』と言う点では、できるだけ上位の資格を取得しましょう。