突然の入院宣告
「これは入院ですね。あきらめて、明日から1週間入院してください」
自分には一切縁が無いと思っていた入院生活。そんな夢にも思っていなかった病院での生活を1週間堪能してしまい、つい先日職場に戻ってきました。
今の仕事から離れて入院するなんてとてもじゃないけど無理と思っていたのですが・・・なんとか周囲の協力と、多大なるご迷惑を掛けまくった上で、しっかり静養することができました。
忙しいエンジニアの方でも、いつ何時病気にかかるか分かりません。今回のコラムは、この貴重(?)な入院生活を経て、私が感じたことを書いてみたいと思います。
早めの通院がポイントだった
病名は「帯状疱疹」といい、皮膚に発疹が出てピリピリとした痛みが出てくるという病気でした。それが私の場合、頭皮から顔面にかけて発疹が出てしまったのです。どうも、顔に帯状疱疹が出ると入院するケースが多いようです。
最初は頭痛がひどく、肩コリがひどいのかと思っていました。発疹が分かって病院へ行ったのが3日目。内科での診療を経て、皮膚科へと辿り着いた時には既にけっこうな発疹が出てしまい、即日入院という憂き目にあってしまいました。
個人的には早めに病院へ行ったつもりなのですが、帯状疱疹は早期の受診が何より肝要なようです。残念ながら、今回は私の危機管理が甘かったと言わざるを得ません。あと1日でも皮膚科へ行くのが早ければ、入院までいかなかったのではと思っています。
仕事の共有化が肝要
逆に入院してからは、周囲のサポートに多大な感謝をしながら業務からはすっかり離れて、ゆっくり静養していました。そこで思ったのは、自分の仕事内容を普段から共有しておき、イザという時に任せられるようにしておくということです。
残念ながら、私はあまり自分の仕事を明文化が出来ていなかったので、周囲のメンバーには多大な迷惑を掛けてしまいました。入院するなんて考えてもいなかったのですが、組織の中で働く上で、情報共有は何より大事な事だと反省しています。
無理をし過ぎないように
帯状疱疹の発症理由は「疲れとストレス」とのこと。今まで業務でもいろいろな修羅場をくぐり抜けてきたつもりの自分にしてみれば、そんな疲れもストレスもほとんど感じていないのに、残念ながら病気を発症してしまいました。
30代後半に入ると、自分の体にだんだんと無理がきかなくなるということでしょう。普段から無理をしすぎず、自分の体調管理により一層向き合わなければと痛感した1週間でした。ご迷惑をお掛けした皆さん、申し訳ございませんでした。