企業にとって、離職期間のある方や、別の業界の仕事に就いていたということでのブランク期間がある方は、面接で必ずチェックするポイントとなります。
例えば1~2ヶ月程度の離職期間であれば、転職活動期間として気にする企業は少ないですが、それが半年、1年以上となった場合には、必ずその期間に何をしていたのかを確認されます。
確認する目的としては、体調を崩していたのではないかという背景が強いですが、仕事をしていなければ収入もないと思いますので素朴な質問としても聞かれると思います。その時に面接官をしっかり納得させられる理由が言えれば問題はないですが、単にリフレッシュ期間で休んでいただけだと、後先を考えずに行動する人なんだという評価にもなってしまいます。
要は後先考えずに行動することがNGになりますので、目的を持って何かに取り組んでいたということであれば、納得させられる理由になる可能性もあります。
また、別の業界の仕事に就いていたということでのブランク期間がある方は、目的を持ってその仕事に就いていたと思いますが、なぜその業界を目指したのか、そしてなぜIT業界に戻ってこようと思ったのかという問いに対して、納得できる理由が話せなければなりません。「興味があって別の業界に行ったものの、実際はイメージと異なっていた」では業界研究や仕事研究ができない人という評価になってしまいます。
離職期間やブランク期間は企業側からすると基本はマイナスとして捉えてしまいますので、そのマイナス評価を避けることは難しいです。ただ納得感のある理由を話せることでマイナス評価を軽くすることはできるのです。
また、1年以上の離職期間があると即戦力性としても欠けてしまいますので、短いことに越したことはないです。
皆さんもまずは離職期間、ブランク期間を作らないことが重要ですが、それがある場合は誰が聞いても納得できるような説明ができるようにしましょう。
<セイヤ>