面接地よりも遠くに住んでいる方向けに電話による面接を実施する企業がありますが、対面での面接と何が違うのか、メリット、デメリットとして何があるのかをお話します。
まず、対面と電話での大きな違いとしては、面接官の顔が見えないという点です。対面であれば、面接官の表情を見ることができますので、自分の回答が間違っていないかなど、面接官のちょっとした表情の変化に気付くことができ、早めの修正が可能となります。
しかし、電話となると、面接官の表情は見えないので、勝手な思い込みで間違った回答をしても気付けない可能性が出てくるのです。
また電話ですと、声がこもってしまうこともあり、聞き取れなかったりすることで、質問や回答の聞き直しということも出てくると思います。
これは声のトーンや滑舌の問題かもしれませんが、明るくハキハキと話すことである程度は解決できると思います。
これまで電話面接のデメリットを中心に話をしてきましたが、メリットもあります。
まず、前提として面接地まで赴く必要がないため、早いタイミングで面接を実施できるという点です。また、企業によっては交通費を支給してくれる企業もありますが、支給しない企業も多いので、転職者からすると費用の負担軽減にもなったりもします。
これ以外のメリットとしては、正直、あまりないです。
ただ、話がまだまとめられていなければ、職務経歴書を見ながら話すことができるという部分はあると思います。
最近ではSkypeによる面接を実施する企業もあり、電話に比べると相手の顔が見え、メリットが増えたと思います。
一番良いのは対面ですが、電話やSkypeによる面接の注意点さえ押さえておけば、基本、相手の求める部分は変わらないので、電話インタビューでも自信を持って臨んでいきましょう。
<セイヤ>