求人票の求めるスキルには、たまに「社会人としてのマナー」などと記載されていることがあります。
「社会人としてのマナー」と言われると多くの方が当たり前のように出来ていると感じると思いますが、なぜ記載されているのでしょうか。
それは意外と社会人としてのマナーができていない方が多いため、あえて記載しているのです。
では、具体的にはどのようなことを社会人のマナーと言っているのでしょうか。
例えば、敬語、身だしなみ、面接時の挨拶やお礼、面接案内に対するレスポンスの早さ、課題の期限内での提出などが当てはまります。
上記内容は当たり前のことですが、意外と認識はしていても、実行できていない方も多いはずです。
面接の回数を重ねる毎に面接慣れしてしまい、言葉づかいが雑になってしまったり、面接の案内をもらってもしばらく放置してしまったりと心当たりはないでしょうか。
また、今まで所属してきた会社の環境次第で、当然のマナーができていない方も多くいると思います。自分の周りの社員のビジネスマナーが悪かったり、勤怠が悪かったりすると、それが当たり前に見えてきてしまい、自分のビジネスマナーが出来ていなくても出来ていると錯覚してしまうのです。
ビジネスマナーは今更注意されることはないため、自分で気づくことが必要となります。
※入社時にビジネスマナー研修を受けている方も当てはまります。
ビジネスマナーは求人票に記載されていないことがほとんどですが、社会人である以上、当然、備わっているべきスキルですので、たまには初心に戻ることも重要です。
<セイヤ>