以前からあったことではあるのですが、最近特にエージェントに勧められるままに沢山応募してしまい、転職活動に支障を来しているという方にお会いすることが多くなりました。
よくある問題は以下の通りです。
- どこに応募し、それぞれがどういう状況なのか把握しきれない
- 面接が多すぎて日程調整が煩雑になり混乱している
- 自分が何をやりたいのかがどんどん分からなくなってきた
- どの面接の準備も中途半端になり落ち続けている
- 面接が連続して疲れが溜まり、思う様に話せなくなっている
どうしてそういう状況になったかを聞いてみますと、以下の様に言われたから、という回答が返ってくることが多いです。
- 書類通過率は2~3割だから、10~15程度応募して丁度いい
- まずは応募してみて、それから何がしたいか考えればいい
- いろんな可能性があるから、いろんな分野を受けてみてはどうか
- 人気のポジションなので、クローズしないうちに早く応募しましょう
- 通常、週末までにどれに応募するか回答して貰い、来週には応募します
「そう言われてしまってつい・・・」というお話しを聞くたびに、アドバイスそのものが間違っているのではないか?と思うのですが、同時に、厳しい様ではありますが、どうして言うことをそのまま聞いてしまわれるのだろうということも思います。
果たして、新卒として就職活動をしている時はどうだったでしょうか。
自分はどういうことをした時に喜びを感じるのか、それを感じるためにどういうことをしたいと思っているのか、そのためにどの様な手段をとるべきか、そういったことからじっくりと考えていったのではないでしょうか。
また、仮に最初はそう進めなかったとしても、就職活動を続けていく中で考えをまとめ、軸を決め、集中して挑戦することが大事だと気付いた方も多いと思います。
もちろん、そうでなかった方もいらっしゃるとは思いますが、ここで言いたいことは、就職活動も転職活動も、人生の大部分である「仕事」を決めるという大事なイベントであり、転職活動もその重みづけは就職活動と同等か、職務経歴が一つ増えるという点でそれ以上に重要ですので、「転職活動はこうだから」と聞いたからと言って決してその通りにはして頂きたくないということです。
自分の人生は自分でコントロールすべきものであり、決して第三者にコントロールされてはならないものです。まずはご自身の考えをしっかり持ち、その上でエージェントの話をひとつの意見として聞き、自分にとっての最良の進め方を考え、コントロールされるのではなくしっかり自分で自分とエージェントをコントロールし、最良の選択ができるようにしていただきたいと思います。
<田中 祐介>