精魂込めて作りこんだ職務経歴書ですが、もう一度見直しましょう。
書類選考だけで落とされては悔しいということで、転職活動に対して情熱を注ぎ、職務経歴書を作り込み過ぎてしまっている場合があります。今、これを目にされた方は「自分は大丈夫」と思わずに、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。
転職活動において、相手の気持ちになることはとても重要です。
ここでいう相手とは、応募書類に目を通す現場の社員や人事担当者であったり、面接官のことを指します。例えば、応募書類で以下のようなケースがあります。
●文章がみっちり書かれており、文章が長く非常に読みづらい
読み込まないといけない書類は嫌がられます。内容が読み易いのはもちろん、文章量も適切な量にした方が良いです。箇条書きにできる部分は箇条書きにしましょう。
●職務経歴書の枚数が4枚以上と多く、全てに目を通すのが大変
こちらも文章量に通じる部分ですが、枚数が多いのも避けた方が良いです。
一般的には3枚までが適切な枚数です。文字サイズや上下左右の空白を削減することでも無駄な枚数を減らすことができます。
●採用側が求めるスキルや強みが読み取りにくい
フォーマットが見やすく、経験スキルがよく表現できている場合は良いのですが、全体を通して強みのあるスキルは何であるのかが読み取りづらい場合があります。そういった場合には、フォーマット自体を見直したり、スキルを要約する項目を設ける等の対策をしましょう。
採用する側の気持ちとしては、出来れば同じような経験を持っていて即戦力になる人材がいないか期待して書類を見ています。また、毎日沢山の応募書類に目を通しているわけです。そう考えると、見やすく、適度な枚数で、即戦力として求められている経験・スキルが強みとしてよく表れており、一目で読みとりやすい応募書類が良いということに気が付きます。
思い当たる箇所が見つかった場合は、ぜひ改善してみて頂ければと思います。
<槍穂縦走>