転職におけるリスクとは何を示すか分かりますか?
一つは転職者から見たリスクがあります。
具体的には、今まで仕事をしてきた会社から別の会社(環境)に移って、新しい業務に携わるため、会社(環境)に馴染めるかどうかというリスクがありますし、未経験の部分に挑戦していくのであれば、仕事についていけるかどうかというリスクもあります。
しかし、これらリスクは、転職によって、やりたいことを実現していこうという強い気持ちがあれば、逆にやりがいに繋がっていくものです。
そしてもう一つ、リスクを考える場合に忘れがちになってしまうのが企業側のリスクです。転職者の多くは、企業側のリスクを無視して転職活動を行っているケースがよくあります。
企業側のリスクとは、転職者を採用することによって発生するリスクがあります。
企業は社員が辞めたり、新しいプロジェクト等で人手を増やしたい時に採用活動を行います。よって、より即戦力になる方を採用したいという気持ちがありますが、必ずしも採用した人が全員、即戦力として活躍してくれるかというと、そうならないケースもあるのが現実なのです。
企業はそういったリスクを少しでもなくすために、面接の場で過去の経験やヒューマンチェックを行ったりします。よって、転職者としては企業がどういった経験や人物を求めているのかを「知る」ことが選考を通過したうえで非常に重要なのです。
企業が転職者の経験や人物を知ることは当たり前だと思う方もいると思いますが、実際、面接の場では企業の「知りたい」気持ちを理解せずに、自分本位に話をする方もいます。今一度、振り返って確認することをお勧めします。
<セイヤ>