COLUMN
コラム:転職の技術
第458章
2010/06/20

かぶき者は損をする?

室町時代から江戸時代にかけて流行した社会風潮、かぶき者。派手な格好をし、変わっている自分を好み、常識から外れた行動を取ったと言われています。

誰しも少なからず「自分は特別」と思い込んでいる傾向があると思います。
あなたは「自分は特別」だと思い込んでいる節はありませんか?

なぜこんな話をするのかと言いますと、私がかぶき者だからではありません。このことが原因で、転職活動が上手く行かないことが多々あるのです。ではなぜ上手くいかないのかを、少し考えてみたいと思います。

●市場価値を客観視できていない
独りよがりに陥ってしまい、自分の市場価値を客観視できていない。
転職市場には優秀な方が沢山いますし、買い手市場で転職者が溢れていますので、転職回数や年齢、年収が高すぎるといった点で他者に負けてしまうケースが多々あります。

●第一印象が悪くなってしまっている
面接の場において横柄な態度になってしまい失敗するケースです。
思っている以上にビジネスマナーは厳しく見られています。第一印象で失敗すると巻き返すのは相当大変です。気をつけましょう。

●一方的な面接になってしまっている
相手はお構いなし。自分本位な面接になって失敗するケースです。
自分のやりたい事をアピールし続けたり、相手の顔色も伺わずにぺらぺらと話すことだけ話してしまっています。面接では相手が何を聞きたいのかちゃんと伝わっているのかをよく確認し、しっかり伝える事が大切です。

もちろん、こだわりを持つことや個性も大切と思います。
しかし、あくまで謙虚に独りよがりに陥らないように気をつけて頂きたいと思います。リーベルでは面接対策は腹を割ってしっかりと行います。厳しい指摘も致しますが、すべてあなたのためを想ってのアドバイスですので、ぜひご相談に来て頂ければと思っております。

<槍穂縦走>

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