世界不況の影響で“売り手市場”が消えた就職戦線。新卒採用は去年より２割減。
来春卒業予定の大学生は非常に苦労しているようです。
もちろん、採用人数は減らしても、会社全体のパワーダウンは許されるものではありませんので、
企業人事は社内の優秀な社員の行動特性を分析し、同じ特性を持っている学生を選別する「コンピテンシー面接」を導入し、
最小限の人数で確実に業績を上げられる「即戦力人材」を採ろうとしのぎを削っています。
昨年の採用キーワードは、正解のない問題に立ち向かえる「地頭力」でしたが、
今年のキーワードはずばり、「即戦力」であるといえると思います。
新卒採用ですらこのような状態ですから、中途採用においても「即戦力」が重視されることは言うまでもありません。
「何ができるか」「自分のスキルでその企業にどんな貢献ができるのか」、
しっかり整理して職務経歴書に記載し、面接に臨むことが大変重要です。
厳しい転職市場の状況になっています。
即戦力として他の企業で活躍できるスキルが身についた時が「転職適齢期」です。。
＜ondine＞