先日、同僚のキャンディデイトの転職成功の祝勝会についていきました。
キャンディデイトの奥様もいらっしゃるということで、4人での中華。
正味2時間半でしたが、大変楽しい会でした。
(接待する側があんなに楽しんでどうするんだ、と後で反省しました…)
そのキャンディデイトと私は初対面だったのですが、
『あ~、これはとんとん拍子で内定するなぁ』と納得のお人柄でした。
ひとつひとつの発言がとても温かいのです。
「いつメールしてもすぐ返信が来て、一体いつ寝ているんだろうと心配になりました」とか、
「(複数人数を担当していることについて)神経が休まる暇がありませんよね」とか、
同僚に対する労いの言葉がポンポン出てくるのです。
思いやり深い言葉を他者にかけられる、ということは、想像力があるということであり、
その想像力はビジネスの場に不可欠なものだと思います。
IT技術者は、テクニカルスキルさえ高ければ採用されるイメージを持っている方も多いと思うのですが、
大抵の場合、人間力70%、テクニカルスキル25%、運(タイミング)5%という感覚です。
バランスのいい人が運も縁も引き寄せるのではないでしょうか。
これは、とある企業の人事部の方も同様のことを仰っていました。
専門能力や専門知識は言ってみればアプリケーションソフトであり、後からいくらでもインストールできます。
一方、人間関係構築力や思考の癖=OSであり、修正が利かないことが多いのです。
面接で確認されるのは実はこの部分なのです。
いつも面接で落ちてしまう!とお悩みの方は、もしかしたらうまくご自身のお人柄をアピールできていないか、
アピール方法を間違っているのかもしれません。
<ondine>