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コラム:転職の技術
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第330章
2007/11/18

ネットベンチャーが求める人材像

某ネット系ベンチャーの開発本部長と面談をしてきました。求める人材像について、業務系システム、すなわちSierとB2Cネット系企業のエンジニア像の違いを中心に話を伺いました。

大きく3つの視点があります。

  • 技術スキル
    ここは、業務系システム開発者とは大きく違いがありません。しかし、新しい技術を積極的に取り入れていくための学習意欲が高く求められます。従来技術でも良しとする業務系とは異なります。
  • コミュニケーションスキル
    決定された仕様に向かって黙々と開発をするシステム開発と大きく異なります。B2Cのビジネスでは、仕様は次々と変更になり、良いアイデアはどんどん取り入れ、仕様は日々変化することを当たり前と考えなければなりません。その為、チームメンバーとの高いコミュニケーション能力が求められます。
  • 目的意識と高いモチベーション
    B2Cの世界では、開発終了が実はスタートです。常時ターゲットユーザーを意識して、ユーザビリティや機能、楽しさを提供しなければなりません。終わりのない開発が続きます。その為には与えられたものを忠実に実行するタイプでは成果は上げられません。自らが高い目標に向かって意欲的に取り組むタイプの人間が求められます。

上記の会社はB2Cのネットベンチャーです。これにワクワクと魅力を感じる方は、ネット系の企業に向いていると思います。何を『ワクワク』と感じるか、ということは、人によって異なります。

自分のタイプを良く理解して転職することが非常に大事です。

<コンサルタント T.I>

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