いずれも大事なことではありますが、実は本質ではないような気がします。楽天の三木谷社長のようにハーバード大の経営学修士(MBA)を取得してその結果が起業につながったような方は実は少ないように思います。
弊社のクライアント様で近いうちに上場予定ですでに準備に入っている会社が5社ほどありますが、いずれも社長様は前記のようなことを経験している方ではありません。また、今週は以前に転職ご支援をさせて頂いた方が、ある外資系の日本法人立ち上げの代表に就任し、お会いしてきました。この方は営業から直接会社の立ち上げを行っています。
では何を身につけるべきでしょうか。私は情熱だとか経営に関する(方法論的な知識ではなく)感性、達成意欲のようなものが最も大事な気がします。しかし、この様な曖昧なものを具体的にお伝えすることは難しいですね。
そこで今日は起業を志している方にお勧めの本をご紹介いたします。それは、
―KFi代表の木村剛著「戦略経営の発想法」ダイヤモンド社発行―
この本は経営者やベンチャー経営者の本からの抜粋やヒアリングのお話がいっぱい詰まっています。これを読むと起業とか経営とかが感覚的につかめると思います。理論でなく極めて現実的なお話がたくさんあります。参考文献や出典として、235を巻末に上げています。タイトルのイメージとは少し違った、それほど硬くない本です。
<コンサルタント TI>