COLUMN
コラム:転職の技術
第190章
2005/01/24

新卒採用と中途採用

 企業の人事の方とお話しする機会があると、もう2006年4月入社の新卒採用の話が出てくる時期になってきている。
企業は新卒採用と中途採用をどの様に捕らえているのだろうか。

新卒を採用するのはやはり今後のその企業にとって企業文化を育んでいって欲しいと言うことと、若い力で企業に勢いをつけて欲しいと言った理由ではあるまいか。また、その若い戦力を自分たちで育てていくと言うことが繰り返されること自体が、企業の体力をつけていくことにもつながっていると考える。

もう一方の中途採用は、これはなんと言っても即戦力を求めていることではあるまいか。新卒が育つのを待っていたのでは、今目の前の仕事が取れないとか、こなせないとかと言う場合は中途採用で対応することになる。それともう一つは外から新しい血を入れることで企業に活力を与えると言うことにもなる。

新卒を採用して育てていくには企業にある程度の体力がないと出来ない。従い、立ち上がりの企業では中途採用がほとんどで、徐々に体力がつくに連れて新卒採用も始め、要員計画の中で新卒採用と中途採用を効果的に実施して、会社の中の全体的な構成要員のバランスが取れてくるのではあるまいか。

<夢追い人>

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