『最も強いものや、最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る』
これはダーウィンの進化論『種の起源』の一節で、丁度2年前の、このコラム欄で書いたタイトルです。元ボストンコンサルティングの社長で、現ドリームインキュベータ社長の掘紘一さんの書かれた本を読んでいたら、このことに触れていたので改めて紹介させて頂きます。
上記のように、環境適応ができない種は滅びるというのが定説です。堀さんはこれを人間や企業に当てはめ、環境変化が激しければ激しいほど、学習の度合いを強めていかないと環境適応できなくなると言っています。
企業は今、時々刻々に変わる環境変化に、ものすごい勢いで生き残りを掛けて、組織や人事制度を変えています。一方ビジネスパーソンはどうでしょうか? ビジネスパーソンも常に自分の環境変を感じ取り、知恵を働かすための学習をしていかなければ時代に取り残されてしまうでしょう。
毎日多くの優秀な方と接していますが、望みの会社へと転職に成功していく方は単に知識があるだけではありません。社会や技術に関する情報を収集するだけではなく、それを解析したり読み取る能力が高い方が多いようです。この様な力をアップさせるのが学習だそうです。
<コンサルタント TI>