COLUMN
コラム:転職の技術
第88章
2003/01/06

新年によせて

新年あけましておめでとうございます。

2003年がスタートしました。みなさんはどんなお正月を過ごされたでしょうか?2002年は、経済的にも社会的にも暗く厳しい出来事が続きましたが、今年こそは、希望の光を見出したいものですね。

年の初めにあたり、今年のIT業界転職市場を予測してみました。

2002年の後半あたりから企業の採用ニーズが局所的ではありますが、活気ついてきたことを感じています。大企業のリストラクチャリングも一巡し、組織の再編成が一段落ついてきて新しいニーズが生まれてくるきざしがみえてきました。まだ予断を許さない状況であることは変わりないでしょうが、風が吹き始めるのもそう遠くはないと思います。

転職にはタイミングが重要です。自分自身の「旬」と世の中の「旬」と、ちょうどマッチングすれば文句なしですが、優先すべきは自分自身の「旬」です。自分が最も乗っているときは、社会の逆風もあまり問題にならないものです。新年は、今までの自分を振り返り、「次」の戦略を練るよい機会です。ここで、自分自身の「旬」とは一体、いつなのかじっくり考えてみるのもよいのではないでしょうか?

<まりりん>

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