昨年9月の米国でのテロ以来、外資系を中心として、採用は厳しい状況にありました。各社採用募集はしておりましたが、採用時の合格基準のハードルはかなり高く、実際の採用枠はなかり絞られていたと言うのが実感です。しかし最近はここにきて採用が多少活発になってきていると感じます。
職種の面からその動向を見てみます。全体としてはオープン系のソフトウェアエンジニアが相変わらず不足です。その中でも特にコンサルタント職は不足が顕著です。今週お話を伺ったある企業の人事の方は、コンサルタントの場合は自社の給与基準の枠外でも高給優遇するとのお話でした。特にERP、SAP R/3の経験者は不足感が感じます。また、プロジェクトマネージメントのできる方も各社非常に欲しがっている人材です。
その他の職種で最近の傾向としては、マーケティング関連職の採用が活発であり、また半導体関連も復活の兆しを感じます。
年令の面では経験3年以上で35才位までがもっとも企業様の求めている層ですが、単純に年令で判断するのは間違いで、年令に相応しい経験と能力があるかと言う事が各社人事の方のチェックポイントです。
最近は企業の採用状況は個々の企業によりかなり採用意欲の強弱に差があります。個々の企業で判断しましょう。強い会社、勝ち組に入っている会社は益々強い採用意欲をもっています。
毎日暑い日が続いています。今週は夏休みの皆さんも多い事でしょう。たまにはじっくりと自分のキャリアプランをレビューして見たらいかがでしょうか。
<コンサルタント TI>