日本中に、俄かサッカーファンが増殖したこの1ヶ月間でした。W杯はブラジルの優勝で幕を閉じましたが、皆さんの予想は当りましたか?
さて、転職を考えるときに、職種を変えよう、業界を変えたいと思う方、結構います。その理由として、「今の仕事が自分に合っていないような気がする」も多く聞きます。
今日は、「自分に合ってる仕事って何?」について。「それでは、なぜ合ってないと思いますか?」とお聞きすると「楽しくない、つまらない」という答えが返ってきます。その通りだと思います。
自分に合ってる=適正があるということの判断材料のひとつとして、「楽しく感じるかどうか」は重要なことです。世の中には適性試験なるものがあって、基本能力や性格、志向等を測り、マトリクスにあてはめて適性を判断する手法もありますが、一番簡単にそして的確に適性を判断するのは本人の感覚、つまり「楽しめことができる」かどうかだと思います。
もちろん、職場の環境、人間関係、就労状況、待遇面等の別要素もからんできて総合的には、楽しくない状態になってしまうこともあるかもしれません。仕事自体は楽しくやれるし、遣り甲斐もあるけれど、他の要因でうまくいかないから、なんだかこの仕事は、会社は自分には合ってないように思う、だから、転職したい、職種を変えたい、業界を変えたいという思考経路になってしまうことってありませんか?
だとしたら、間違いを犯してしまう可能性大です。そういう場合は、「なぜ、合ってない(楽しめない)のか」の原因を冷静に分析してみましょう。自分の関わっている仕事自体に問題はないとわかったら、キャリアに一貫性を持たせる意味でも、大きな方向転換は避けた方が無難です。転職成功率も低くなりますので、この点は熟慮した方がいいですね。
<まりりん>