COLUMN
コラム:転職の技術
第30章
2001/10/29

希望年収について

転職で重要な気になるポイントの1つに年収があります。当然誰でも年収は多いほうが良いし、経営者側は少ない方が良いのは当然ですが、転職者には大きく分けて下記3つのタイプの方がいます。

(1)年収をまったく気にしないタイプ
(2)年収は現状以上であれば良いとするタイプ
(3)年収アップ目標がありその線以下では転職を不可とするタイプ

どのタイプが好ましいとか、間違いとかはないと思ってます。夫々に正しい考えでしょう。ただ、転職にあたっては年収も含め目的を明確化しておく必要があります。転職を考える時に目的を明確にして頂きたいが年収アップが目的でない場合でも年収については、はじめに自分は上記のどの考えかを決めておくと後で迷わずに済みます。

目的がキャリアアップでしたら、(1)又は(2)となるでしょうから、2社から内定を頂いても年収には惑わされずにある程度決める事ができます。

レジュメに希望年収を記入する時に、軽い気持ちで、あまり考えずに理想的金額として大きな金額を書く方も多いようです。(1)または(2)の方は、希望年収は書かずに現職年収だけを記入しておくのが良いと思います。一方、(3)のタイプの方でしたら、希望年収ははっきり書いておいた方がよいでしょう。でもその場合でも企業によってかなり年収の幅の考えが違いますので、業界から、またはその企業の水準から離れないようにコンサルタントに良く相談して書かれるのが良いと思います。

●関連リンク
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