企業は社員を採用する際に最も重要視する要素は何か?
経験、知識、実行力、管理能力、コミュニケーション力…etc。挙げたらきりがない。しかし、どの採用担当者も口をそろえてトップに挙げるのは、ずばり「人間性」。どんなに、仕事の能力があろうとも、知識が豊富でも、経験が豊かでも、人間性に難ありと判断されれば、そこでNGとなる。
面接の現場で、人間性に難ありと思われがちな言動を列挙してみました。
- 自己主張が強すぎる
→とうとうと自論を論じる。絶対間違っていないと思っている。 - 偏った考え方をもっている
→極端なものの見方をすることが個性的と勘違いしている。 - 社会人としての基本的マナーに欠ける
→挨拶ができない、TPOに合った外見を整えられない、幼稚な言葉使い。 - 性格的に暗い
→何でも否定的に捉える、問いかけに答えない、挙動不信、落ち着きがない。 - 立場をわきまえない
→明らかに横柄な態度をとる、他の非難を平然とする。 - 柔軟性がない
→相手の考え、意見を受け入れようとしない。同調しない。 - コミュニケーションできない
→質問の意図を理解できず、的はずれな回答をする。
→Yes/Noしか答えない。(具体的な意見が述べられない)
以上、結構思い当たる節も多いのではないでしょうか。これらは、案外と自分では認識できていないことが多いもの。自分はどういう印象を人に与える人間なのかを客観的に判断するために、第3者に「自分はどう見えるか?」、「マイナスの印象はどんな点か、プラスの印象はどうか?」等の意見を聞いてみるのもひとつの方策です。そして、それらの意見を集約して、傾向をつかみ、改善策を練って、「ベストな自分」を構築する…努力も、転職成功へのステップの一つです。
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→面接マニュアル