週刊『モーニング』(講談社)で83年から連載の『課長 島耕作』がついに『社長 島耕作』になりました。5月28日に社長就任会見が行われ、5月29日、日経新聞に「今、若者たちへ」というタイトルで島耕作社長のインタビュー記事が掲載されました。
島耕作さんのメッセージは次の3つです。
1)仕事と通勤に費やす時間は起きている時間の3/4である。よって、その3/4の人生が面白いと思えるような職を探さないといけないし、その職を愛すべき。(睡眠8時間、8時間就業時間+残業2時間、通勤往復で2時間として)
2)苦手な人が上司になっても自分は不運だと思わずに良いところ悪いところを学べる機会と考える。こちらから近付けば一生懸命教えてくれる。
3)給料をもらっている以上努力するのは当たり前。パン焼き器の宣伝の仕事に携わった時には、嫌いなパンを好きになるために毎日隠れてパンを食べ続けた。このようにそれなりに仕事にどっぷりつかる覚悟がないと、それなりの人生しか送れない。努力したその経験はその後、新しい仕事をするとき大きな自信となって支えてくれる。
島耕作は60歳だそうです。団塊の世代のど真ん中です。団塊の世代からのメッセージですね。含蓄のある言葉です。
面白いと思う職を探すこと、努力をすることは大事ですね。
(日本経済新聞5月29日版 講談社広告より引用)
<コンサルタント T・I>