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コラム:転職の技術
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第312章
2007/07/15

面接準備によくある間違い

このコラムでも何度か取り上げている、「面接対策」。

リーベルでは、希望企業に応じた面接対策もさせていただいていますが、その面接の練習の中で気付いたことをいくつかお話したいと思います。

企業が、一時間程度の短い面接の中で是非確認したいと思っていることのひとつが、『転職理由/志望動機』です。

最近では、「ネガティブな理由を話すのはマイナスだ」ということを転職者の皆さんもお分かりいただけているようで、あからさまにネガティブな理由をお話される方は減ってきているように思います。

それでも、お話いただいている「転職理由」が今ひとつピンとこなかったり、少し甘いかな?と感じたりするとき、私が質問してみるのが、

面接の準備として、模擬面接を時々行ないます。その時によく見られる面接の準備方法の間違いをご紹介します。

それは、想定質問に対しての答え(お話しすることを)を丸暗記しようと準備   することです。丸暗記してしまうと、次のような問題が起こります。

  • 暗記した文章は聞く側の面接官にとって大変に聞きにくくなります。
    抑揚や生き生き感がなくなる可能性もあります。むしろ、多少ゆっくりでも、考えながら、多少の間合いを取って話された方が、聞く側にとっては聞きとり易いものです。
  • 暗唱したものは、話の途中でわからなくなってしまった場合に、頭の中が真っ白くなり、無言になってしまったりしてしまうことがあります。

面接準備のポイントで重要なことは、

例えば、自分の経歴や志望動機等をお話するときは、話すべきキーワードをきちんと押さえ、また全体の流れをしっかりと押さえておくことです。

『キーワード』と『流れ』をきちんと押さえておけば、あとは自分の言葉で考えながらお話しても問題ありません。多少言葉が変わってもキーワードを押さえておけば問題ありません。

面接は暗記能力を確認することでも、流暢に話することを求めているわけでもありません。自分の言葉で経歴や考えをきちんとお伝えすることが大事です。

<コンサルタント T.I>

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