前々回、成果を挙げるコンサルタントになるために、ある一定の「地頭の良さ」は「必要条件」であるものの、それが「絶対条件」にはならないということについてお話しました。
今回は、コンサルタントに求められている「地頭のよさ」以外の資質について、お伝えしたいと思います。
論理的思考力や精神的タフネスさもさることながら、コンサルタントに求められる重要な資質は、年齢によっても変わります。
若手では、観察力・洞察力(=顧客の問題点を発見するセンス)、壁にぶつかった時でも粘り強く考え続けられる熱意(=打たれ強さ)など、コンサルタントの根幹に影響してくる資質を持ち合わせているかどうかが非常に重要になります。
中堅以降であれば、上記に加えプロジェクトマネジメント能力・営業力に加え、決断力も重要になってきます。
それは、「正解のない問題」に取り組み、乗り越えていく力が必要になってくるからです。
このように、コンサルタントに求められる資質は、非常に多岐に渡りますが、共通して言えるのは、「人間関係構築力=コミュニケーション力」ではないでしょうか。
どんなにロジカルな思考力を駆使して素晴らしい戦略を立案したところで、きちんとクライアントを“説得”し、巻き込んでいくことができなければ、そのプロジェクトは絵に描いた餅でしかないからです。
人間関係構築力を磨く、ということは、日々の業務の中で心掛けていけるものであると同時に、ついおろそかにしてしまいがちになることでもあります。
特に、若手の方でこれからコンサルタントを目指したいと考えている方は、まず足元をしっかり固めていくことから初めてみましょう。
第二新卒からコンサルタントを目指すことができる案件が、今のタイミングではたくさんあります。是非担当コンサルタントに問い合わせてみてくださいね。
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