COLUMN
コラム:転職の技術
第258章
2006/06/12

第二新卒は金の卵

  以前は「新卒は金の卵」と言われておりましたが、時代が変わり今は「第二新卒は金の卵」という時代になりました。第二新卒の考え方は各社によって違いますが、概ね就業3年未満の方のようです。

何故、このように第二新卒が人気の的になったのでしょうか。これは需要と供給のバランス関係です。

■企業側の考え方

  1. 基本的には人材不足から来ています。本来なら経験が深いキャリア採用をしたいが、なかなかいい人材が取れないので、自分のところで育てるリスクを取り採用する。
  2. 他社において基本的な社会人としての教育を受けているため、その部分での自社での投資をしなくてもよく、しかもキャリア採用よりは採用のための費用もかからない。

 

■転職者側の考え方

  1. 特に理工系の方に多いのですが、卒論とか学会の発表とかがあるため就職活動が満足に出来ず、時期を外れての活動であったため、仕方なく今の会社に就職したが、本来自分が目指した方向とは異なっているので、本来目指した方向に進みたい。
  2. 新卒の時にはまだ社会と言うものが右も左も分からない状況で会社を見ていたが、社会人となり会社を見る視野が広がり、その広がった視野で再度他の会社も含めて見てみたい。

 

と言う双方の理由があるようです。いずれにしましても、第二新卒の方の転職のフォローの風が吹いております。皆様の転職のご支援をさせていただきますので、声をかけてください。

<一生青春>

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