あなたは自分の会社が一ヵ月後に無くなると言われたらどうされますか?悠然と『では新しい会社を探そう。活躍できる会社はある。』と考えられますか?3ヵ月後には新しい会社で働いている自分の姿を想像できますか?
実際は突然会社が無くなることは、あまりないでしょう。しかし、事業方針が変わって仕事内容が突然変わることや、その事業から撤退し、今までの仕事は無くなってしまうということは今後ますます多くなると思います。世の中の構造の変化や技術革新により、このようなことを果敢に実行できない会社は逆に衰退するだけと考えます。
もし、仕事を失いながらも他社への転職ができずにその会社に留まり、辛い日々を過ごすようなことが発生するのは会社ならびに社員双方に不幸なことです。私はこのようなときに、自由に会社を移り、他の会社でその技術なり経験を生かすことができる生き生きとした社会が理想と考えます。
この実現に重要なことは、会社側は社員に『他社で十分に通用するだけの専門能力がつく環境を用意する』ことです。このような考えのない会社は魅力のない会社として雇用が厳しくなり、社員も離れていきます。一方社員も他社で通用する能力を身につけることを自らの責任として常に意識しておくことが必要です。
<コンサルタント TI>