COLUMN
コラム:転職の技術
第209章
2005/06/23

一緒に働きたくなる人

 先週、ある会社のエージェントヘの採用説明会に行ってきました。面接時の審査基準を紹介してくれました。その1つに面接官が『一緒に働きたいと思うか』という項目があるそうです。

この『一緒に働きたいと思うか』には専門性もありますが、多くはその方の持っている人柄や面接官とのフィーリングも大きく影響を与えていると思います。もちろん企業は仲良しクラブではありませんので、人間的な面だけでは成り立ちませんが、このように人柄も面接時の重要な要素です。

仕事の多くはチームワークで成果をあげます。または個人プレーが成果の多くを占る場合でも影で多くの人の支えや協力が必要です。最近国内系の大手企業からある外資系企業に入社した方とお話する機会がありました。その方は上司や仲間が非常にヒューマンスキルが高く学ぶべき点が多いと言っておりました。また私もこの仕事をする前は、米国の子会社との人間と仕事でお付き合いする機会が多くありました。その時に感心したのは非常に人間関係を大事にし、ヒューマンスキルの高い方が多かった事です。私は実力主義とか言われる中でも社員には専門性と同時にますますこのようなことが重要視されてくると考えます。

上記で紹介した会社は弊社のクライアントの中でも社員を大事にするという点では執務環境、キャリアパス等非常に優れた会社です。そのような会社に入社したいと思う方は是非とも『一緒に働きたくなる人』を目指しましょう。

<コンサルタント TI>

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