COLUMN
コラム:転職の技術
第184章
2004/12/06

弱みを認識していますか

 転職活動を進めていくと必ず企業の担当者との面接の場が待っている。その面接の場では経歴や志望動機などがテーマとなり面接が進んでいく。

またほとんどの企業では「ご自身の強みは?」と言う質問がなされることが多い。ただ、稀ではあるが「ご自身の弱みは?」と言うことを聞かれることがある。小生も転職活動中に聞かれ、焦りを覚えた経験がある。

通常強みと言うことは認識していることが多いが、どうしても弱みを認識していない、またはあえて考えないようにしているのではあるまいか。

面接と言う緊張モードの中で予想外の質問があると動揺してしまい、その動揺をその後も引きずってしまい面接に失敗してしまうことも考えられる。

そこで、面接の前には強みを考えると同時に自分自身の弱みを客観的に認識しておくことを勧める。まず、自分の弱点を認識していると言うことも大事であるが、もっと良いのは弱点を認識した上で、その弱点を克服するためにこういう風に対応している、と言う具体的な対応策まで話が出来れば良い印象を与えることが出来る。

人間は誰でも弱点はあるのでその弱点を認識していて、それに対して対策を取っていると言う姿勢が大事なのである。

最悪のケースはその場をしのぐ意味で「自分には弱点はありません」と答えてしまうことである。くれぐれもご注意あれ。

<夢追い人>

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