コミュニケーション能力は重要だと言うことは以前にお話しましたが、その能力を高めるために次のことを知っていると良い。それは、コミュニケーションには必ず相手がいるものであり、その相手のことをより理解しておくことでコミュニケーションが取りやすくなる。
そして、その相手を理解するために相手の行動特性を知っておくとより対応がしやすくなる。その行動特性を感情表現と自己主張の2軸で考えると4つの象限があり、それぞれに行動の特性がある。
- 実行型:感情(低)、自己(高)
この型の行動特性は、何事も自分で決めないと気が済まない。選択肢を複数用意しておいて相手に選ばせると良い。 - 自己表現型:感情(高)、自己(高)
この型の行動特性はイメージを優先することである。アイデアがどんどん広がり、話がまとまらなくなることもある。 - 依存型:感情(高)、自己(低)
この型の行動特性は自分を抑えて周りに配慮をすることである。この型の人に決定を委ねているとなかなか決まらないことが多いので注意が必要。 - 分析型:感情(低)、自己(低)
この型の行動特性はデータを重視することである。説得する際にはデータを用いると納得してもらえる。
人間をこのように単純に4分類はできないが、おおよその傾向値があることは統計データから分析されている。話す相手がどの分類に入るのかを考えながら話をするのも一興である。
<夢追い人>