巷には研修を終えた今年度入社の新人たちの姿が目に付き始めた。この新人たちもきっと先輩やトレーナーの方からさんざんビジネスマナーに関して叩き込まれてきたことだと思う。
ただ、会社以外での彼らの立ち居振る舞いはマナーに適っていない姿のほうが多いのが残念である。おそらく彼らは会社の中では緊張しているため、身に着けたばかりのマナーを発揮していることだと思うが、一歩会社を離れるとそれがとたんに発揮できなくなるのはいかがなものか。(これは新人に限らず先輩諸氏にも言えること)
それでは、ビジネスマナーとは何だろうか。小生なりの考えは「マナーとは相手に対する気配り、敬う気持ち」と定義している。要はその人が持つ心構えと言うことになるが、その心構えを体現するためにマナーのトレーニングをするとお辞儀の角度だとか、笑顔だとか、立ち居振る舞いと言うような形を教え込まれるが、形だけではなくその奥に持っている心構えの部分が大事なのである。そして、ビジネスパーソンが身に着けるべきマナーをビジネスマナーと定義している。
ビジネスは自分と必ず相手がいるわけである。その相手が社内の人であったり社外の顧客であったりするわけである。そして、その相手と色々な意味で今後スムーズに仕事を進めていく上で必要なのがビジネスマナーなのである。
よって自分達がビジネスパーソンだと言う意識が薄い人は、会社と言うビジネスの場を離れてしまうととたんにマナーのことを忘れてしまうのではあるまいか。
ビジネスパーソンが身に着けるべきビジネスマナーとは一体どんなものがあるのだろうかを今後しばらく考えてみたい。
<夢追い人>