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コラム:転職の技術
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第128章
2003/10/14

面接前の企業研究の重要性

10月も半ばとなり、澄み切った青空が清々しい気分にさせてくれます。街のショーウィンドウはすっかり冬のデコレーションになってきました。

さて、リーベルでは、面接に臨む前の準備として、転職者自身による十分に企業研究することをお願いしています。もちろん、リーベルからもできるだけの情報提供はしますが、大事なことは、転職者が自分自身の頭と手を使って、「企業を知る」作業をすることです。

単なるうけうりの知識を一夜漬けしたのでは、実際の面接の場ではその浅さはすぐに露呈します。企業に対する質問や感想を聞かれたときにも、通り一遍のマニュアル的なことしか言えないと、他の候補者との差別化もできません。

まずは、HPを隅から隅までじっくり読むこと。ニュースリリース等で最近のトピックは抑えておくこと。採用のページではどんな人材が欲しいのかのメッセージを読み取れます。

また、その業界や周辺業界の動向や、その中での企業の位置、評価も重要です。大事なことは、あくまでも客観的な事実を全体的に把握する、それに対して自分の意見と感想を持つこと。よく、巷で流布されている「評判」や、ごく狭い範囲の「人」の感想に捉われた情報で右往左往する人がいますが、それでは、「木を見て森を見ず」になり、正しい姿を見失いがちになります。

「入社したい」という熱意を相手に伝えるには、いかに「相手」を知っているかを上手にアピールすることが効果的です。そのためにも、面接が決まったら、自分自身の頭と手を使って、その企業を「知る」努力をしましょう。

<まりりん>

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