職業人として夢がある人
突然ですが、皆さん夢はありますか? 夢なんて書くと子供っぽく聞こえるかもしれませんが、子供のころに描いていた夢ではなく、2014年に現在進行形で持ち続けている夢のことです。言い換えれば「目標」という言葉になるでしょうか。もちろん職業人・社会人としての目標です。
と言いますのも、やはり自分の「夢」を語れる人は転職に成功しているなと感じているからです。夢がある方は自分が何をやりたいのか、どんな仕事をしたいのか当然のように話されるので、面接でもスラスラと回答されています。聞く側も納得しやすく、話に説得力が出るのです。また、転職後にどんな知識・経験を習得しなければならないかも押さえているので、転職後のキャリアプランも明確になっているのも強みです。
夢は転職にも活かせます
自分は夢を持っていないなと思う人は、一度立ち止まって考えてみる事をお勧めします。
夢と言っても、大げさである必要はありません。例えば、以下のようなぼんやりとした考えでも立派な夢だと思います。
- IT投資に対するコンサルティングを行う
- 顧客に喜んでもらえるシステムを作りたい
- マネージャーとして後進の育成を手掛ける
- 同じ企業で、長く働き続ける 等々
私が夢を持つ事が大事だと思っているのは、「出来る努力を始めるきっかけ」になるからです。人は誰でも努力をしますが、出来ない(続けられない)努力はどんなに頑張っても出来ません。ご経験の合わない方が全く別の企業を熱望しても転職するのは難しいですし、体調が悪い時には無理せずに体を休めるしかありません。ただ、自分が挑戦出来る努力から逃げる人も多いのも事実です。それに対し、夢というモチベーションで自らを奮い立たせ、日々努力を続けるしか道は無いと思っています。IT技術や業務知識、英語力などコツコツとした努力は、転職にも必ず活かすことができるはずです。
古代エジプト人にあなたの仕事は何か尋ねると、一人は「石を削っています」と答え、もう一人はピラミッドを指差し「私はあれを作っています」と答えたという例え話があります。まったく同じ仕事をしているのに、目標が違えば仕事に対する意識も異なる典型的な例です。
せっかく働くのなら、限られた時間を有効に使って自分の夢を追ってみるのも悪くありません。来週からの仕事にも、自然と気合いが入ると思います。