『君は何をやりたいの?』とは、実は私が部活でOBからよく言われた言葉です。
何かいつも答えるのですが、『それでは答えになってない』『それが本当にしたいことなの?』と叱られ、困惑していました。
やりたいことは何かと聞かれても困ります・・・
この『何がしたいのか』は、面接でもよく出てくる質問ですし、私も転職希望者との面談でお聞きします。しかしながら、やりたいことは何かと聞かれても困る、という答えを得ることもままあり、そのたびに、心の中では『まあ、そうだよね』と思ったりもします。
とはいえ、それでは話が進まないため、そんなときに私は3つの問いかけをします。
やりたいことを見つけるための3つの質問
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どんなときに楽しいと感じますか
やりたいことをする理由は、楽しいと思うからです。
そのため、どういうときに楽しいと感じるかがヒントになります。 -
どういう時に自分の存在価値を感じますか
存在価値を感じるときというのは、その人の長所が発揮されている時です。
どういう仕事が向いているかというアプローチとなります。 -
何年後にどういう環境で、どういう人達と、どんな仕事をしているイメージですか
やりたいことと言われると、自分自身の具体的行動をイメージしがちです。
周りがどんな人で、どんな何を話しているかと、いった環境面でのイメージも、『やりたいこと』の別の角度からの見方と言えます。
これらの問いかけで、やりたいことがいつもクリアになるわけではありません。しかし、閉塞している状態から一歩踏み出し、考えを進めるきっかけとなり得ます。
何をしたいのかが定まらない方は、上記の様な質問を自分自身に問いかけてみて、過去の経験や未来のイメージをもとに、自分のやりたいことを探してみて下さい。