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コラム:転職の技術
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第573章
2012/10/19

成長のスピード感も重要です

みなさんがそれぞれの企業で、その企業の方針に則って経験を積み、成長をされてこられたと思いますが、本日は成長のスピードについてのお話をします。

今までSIerで長く働き、キャリアアップを求めてコンサルティングファームへの転職を希望される方は多いですが、その中で転職活動がうまくいかないパターンとして、成長スピードがあります。

今の会社で順調に経験を積んで、成果を残してきた方でも、コンサルティングファームで求められるスピード感で成長してこれていない方は、経験不足として見られることが多く、その一番の理由がマネジメント経験となります。
SIerでは今でも年功序列になっている企業が多く、30代半ばから40代にかけて、ようやくプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーの経験を積むことができます。
よって、30歳前後ではまだマネジメント経験が積めていない方が多いわけですが、コンサルティングファームでは30歳前後でマネージャーとして活躍している方もいるため、そこでSIerとコンサルティングファームでの成長スピードに大きな違いが出てきてしまい、経験不足として見られてしまうのです。

30代前半であればリーダー経験、30代半ばであればマネージャー経験は必須と言えます。中には特定業務や分野に特化している方であれば例外はあるかもしれませんが、例外と言える範疇です。

またコンサルティングファームと成長スピードが似ている業界として、ネット系、ゲーム系の企業もあります。業界は全く異なりますが、20代でリーダー、マネージャーとして活躍している方は多いと言えます。但し、ネット系、ゲーム系の企業はマネジメント経験は重要ではなく、技術力や企画力が重視される傾向にあります。

今の会社で一定以上の成果を残している方でも、一歩外に出ると、全く成長スピードが異なる業界もありますので、もしそう言った業界を希望される場合は、早い時期に動き出す必要があるかもしれません。

<セイヤ>

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