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コラム:転職の技術
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第550章
2012/04/27

転職と年齢(適齢期)について

今回は、皆様の疑問・質問も多い、転職と年齢(適齢期)についてのアドバイスです。

弊社リーベルは、IT・コンサルティング業界専門に転職コンサルティングをさせていただいていますが、弊社経由で転職成功された方の年齢の統計を見ますと、以下のような割合となっています(2012年3月時点)

■26~30歳:約50%

1番転職成功実績が多い年齢層です。弊社では、10名中5名は20代後半です。それなりに実務経験を積み、人によってはリーダーを経験、視野も広がり始めます。直接お客様と話をする機会も増え、1回目の転職を考え始めます。また、非常に求人ニーズの多い年代層でもあります。

■31~35歳:約30%

2番目に転職成功者が多いのは、この30代前半のミドル・中堅層になります。
1回目の転職を希望されている方も多い年代ですが、既に複数回転職されている方も多くなります。スペシャリスト職を除いて大体の企業では、リーダー経験(少なくともサブリーダー経験)は求められてきます。求人ニーズは、20代後半と同じくらい高くなっています。

■36~45歳:約12%

この年代になると、全体の1割程度の転職成功率となります。
この年代を採用したいというニーズ自体が減ってきます。また、年収も高めになりますので、採用して合わなかった場合の採用側のリスクも増えます。しかしながら、技術力やマネジメント経験、業務の専門家等、専門性が高く採用ニーズがある場合はぴったりマッチする場合があります。

■20~25歳:約9%

第二新卒(経験2~3年)が対象となってくる年代です。経験が浅く、また早い転職がマイナスイメージとなってしまう場合が多いため、1割程度の転職成功率となっています。ただ、最近の流れとして、ソーシャルゲーム系やWeb系の職種で若手のニーズが増えてきていますので、これから転職成功比率が増えてくると予想されます。

いかがでしたでしょうか。
実際には、実年齢だけではなく、最終学歴や職歴(転職回数やブランク期間)、経験年数といった様々な要素によって変わってきますので、個人毎のより詳細なアドバイスは、別途ご面談時にご相談頂ければ、1人1人に合わせて回答をさせていただきます。

安直に転職することはお薦め致しませんし、転職適齢期は人それぞれです。
また、ネガティブな理由での転職はしない方が得策です。ただ、ビジネスの速度は日に日に早くなっています。少なくとも3~5年単位ではキャリアを見直しましょう。

<槍穂縦走>

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