今回は、皆様からの質問の中で一番多い、転職市場の状況についてです。
国内において、2008年10月のリーマンショック以降、求人は底辺まで落ち込みましたが、あれから早3年半が経ちました。
今、業界はリーマンショック以降、最もニーズが高くなっています。
2010年、2011年と着実に求人ニーズが回復しまして、2012年を迎えさらに求人ニーズが高くなっています。では職種別に見てみましょう。
【1】コンサルティングファーム
金融業界、製造業界をはじめ企業からのコンサルティングニーズが非常に活発なようです。大手コンサルティングファームでは、豊富な業務知識を持ち、コンサルタント適性のある優秀な方を、また、若手でコンサルタント適正のある方であれば、異業種経験者であっても門戸を開いているファームもあります。
【2】ソーシャルプラットフォーム・ゲーム
今一番旬のソーシャルゲーム業界ですが、採用も非常に活発です。
特にLAMP系のエンジニアは、引く手あまたの状況が続いています。ソーシャルゲームの開発経験がなくても、今であれば採用のチャンスが豊富にあります。
ソーシャルゲームの経験者であれば非常に高いニーズがあります。
【3】システムインテグレータ
Webサービスを手掛ける企業や、iPhoneやAndroidのスマートフォンアプリケーション開発や、ソーシャルプラットフォーム・ゲーム企業の開発エンジニアが非常に不足している影響から、システムインテグレータへの開発依頼が増加傾向にあります。
【4】サーバー・ネットワーク系
クラウド市場が非常に活発であることから案件が急増しているようです。
サーバー系であれば、仮想化エンジニア。ネットワーク設計構築の実務経験者には今が転職のチャンスです。
詳しくはご面談時にお話していますが、いずれの職種においても積極的に採用しています。弊社でも毎日新規の依頼を受けています。転職をそこまで考えていない方でも、転職市場が数年ぶりに回復している今、ご自身の市場価値の確認や、求人企業の情報収集だけはしておくことをおすすめいたします。
<槍穂縦走>