平成の大不況から抜け出しつつある昨今において、IT業界の転職市場も一時に比べ、賑やかになってきたと思います。
2010年の上半期は「ソーシャルアプリ」に関する採用が非常に積極的で、Web/モバイル業界の転職市場が非常に賑わったのはみなさんも御存じではないでしょうか。
LAMP環境での開発経験を持つエンジニアから、ディレクター/プロデューサーといった企画職、デザイナー等のクリエイティブ関連まで各分野において、積極的に採用を行っていました。
この背景としては、ECサイトや、コミュニティーサイトをメイン事業としていたネット系企業が、ソーシャルアプリ/ゲームに新規参入をしたことによって、採用ニーズが激増したと考えられます。
10月~11月頃になり、新規求人は若干減少気味ではあるものの、引き続き積極的に採用を行っておりますが、企業側が求める技術スキルが高まっているのも事実です。
いわゆる「ゼネラリスト」ではなく「スペシャリスト」を求める傾向がありますので、Web系企業に限らず転職を考えている方は、これまでのご経験の中で『自分の強み』はどこなのかをしっかり考え、日々の業務に臨んで頂ければと思います。
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