昨今、IT業界の中途採用で行われる筆記テストとして「CAB」をベースにしたものが採用されているようです。
(CAB…日本SHL社製の筆記テスト)
CABの問題は暗算・法則性・命令表・暗号の4種類と性格テストで構成されています。
例えば【暗算】。何だか一見特別な準備も必要ないように思えますが、
下記のような問題を50問、10分間で解いていくことになります。
問題1 : 29×43
A:1127 B:1247 C:1317 D:137 E:1297
問題2 : 4256-7-513
A:3952 B:4082 C:3532 D:3736 E:4216
問題3 : 0.9×0.003
A:2.7 B:0.3 C:0.03 D:0.0027 E:0.27
問題4 : 76の30%
A:14.4 B:2.58 C:15.0 D:22.8 E:15.8
問題5 : 0.3÷0.0005
A:0.015 B:6 C:600 D:0.06 E:0.15 …
いかがでしょうか。
これらの問題を1問12秒平均で解く、ということになるので、ある程度訓練は必要になります。
しかし、いくら試験対策のために問題形式や対策法を学んだとしても、肝心の脳の回転が低いと
問題を解くスピードが遅くなり、ほとんど解答できずに試験が終了してしまう、という事態になります。
つまり、筆記テスト対策に一番重要かつ有効なこと、
それは自分の「脳の回転をできるだけ速くしておくこと」であるとも言えそうです。
では、頭の回転を速くしておくためにはどうすればよいのでしょう。
特別なトレーニングではなく、日常生活の中でできる簡単な方法をご提案いたします。
それは、作業や問題解決を行う際に「制限時間を設け」
「制限時間を超えてしまった場合は罰ゲーム(ちょっとツライな、と思える程度の自分へのペナルティ)を課す」こと。
こうすることにより、制限時間を越えてはいけないという緊張感が生まれ、
集中力が高まるため、脳の回転力が上がると言われています。
【試験を受けている状態】を自分で作り出すということですね。
最近ダラダラ残業が続いてしまっている…と感じている方、あなたの脳の回転は遅くなっている可能性大!!
残業も減り一石二鳥ですので、ぜひ試してみて下さいね。
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