IT業界は比較的、働き方に多様性がある業界でした。
正社員の他に、嘱託社員、フリーランス、業務委託、派遣など、様々な形態がありました。
そして、それぞれの働く形態に合わせて企業も存在していました。
しかし、この不況下で大きく変わろうとしています。
フリーランス、派遣の契約見直しが始まったのです。
企業は、フリーランス、派遣のエンジニアで特に優秀な方のみ正社員化しようとしています。
それ以外は、経費削減の為に内製化するので、契約を打ち切っているようです。
その影響かも知れませんが、最近、フリーランス、派遣で働いている方の転職相談が多くなっています。
その内容は正社員への登用を希望しているものが多い気がします。
しかし、スキルに見合う企業への転職が難しい現実があります。
ただでさえ、フリーランス、派遣エンジニアの方々は、書類選考で2割引で査定される傾向があります。
現在ではさらに3割引で査定されるので、ご自身で考えているよりランクの低い企業でも内定を取るのが難しくなっています。
状況に合わせて受験企業を変更するのも大事です。
<大外一気>